人生振り返り:小学5,6年生
この頃にはもう既に自信の塊と化していた。
自論もある程度完成していたし、先生も利用してやっているという感覚だった。
大人なんて馬鹿ばっかりだろという感覚は全く抜けていなかった。
ここまでくると、大人に勝てるという意識が強くなっていた。
これまで数年間は基本的に怒られても聞かなければいいというスタンスであったが、反論して倒したいという感覚に変わり始めた。
どうやったら大人に言い返して勝てるのか。
答えはわりとあっさりと見つかった。
これまで先生や大人に言われたことを本当に正しいかどうか、ものすごい莫大な時間をかけて考えてきたのである。
正しくないと思ったタイミングで、その理論を伝えればいいだけの話だ。
まずは理由を尋ねる。
「何でですか?」
予想通り常識に基づいた意見であることを確定させる。
そのうえで、依然考えて正しくないという結論に至った経緯を説明してみた。
口論において勝利とは何なのか、難しい問題であるが、個人的には完全勝利だった。
少なくとも私はこの時、勝ったと感じた。
先生に反論できたことは本当に嬉しかった。
これが癖になって、今後の数年間口先で大人に勝つことにこだわりを持ち始める。
自分から暴れるタイプの問題児ではなかった私は、この頃から私の席順は、1番後ろの片端に問題児とペアで固定になった。
5,6年生のころのクラス1の問題児は先生に向かって「口臭いから近寄んな」とかいうタイプだったため、この席配置にして授業を円滑に進めようと考えたのだろう。
この席になってからは、朝読書時間も私が攻略本を読み問題児がゲームしたりもしていた。
問題児は勉強は実はクラスで一番できたし、私もさすがに小学校のテストレベルなら授業を聞かなくてもテスト本番で問題を読めば想像でわかったので、基本的には授業中は私語をしていても問題を感じなかった。
この頃は、夜9時くらいまで女子高生と公園で遊ぶのが日課だった。
正直同級生とお話をするより面白かった。
女子高生のことも内心では見下していた面もあったが、やはり話を聞いてくれたり質問してくれたりと配慮という面で他の小学生と比べたらやはり圧倒的な存在だった。
今はこの元女子高生の連絡先もわからないし、名前も思い出せない。
顔しか覚えていない。
ただ、女子高生は私にとって大人ような存在だった。
私はここでたくさん大人に近い存在と話をしていたことによって、冷静に大人と子供の差を改めて分析し、頭の柔らかさでは子供のほうが圧倒的に上であると感じた。
想像力という面はとくに子供のほうが大人より優れている傾向を感じた。
これにより、想像力はなんとかキープしなければという意識が生まれた。
私は気が付いていた。
何もしなければ私も私の馬鹿にしている頭の固い大人になってしまうという事実に。
暗記には興味を持たなくなった。
知識が欲しいとは思わなかった
この時から想像力をキープしようと、毎日新しいアイデアが出るまでアイデアを考え続けるという苦行を自分に課した。
これは今でも続けている。
以上が小学生の話になります。
我ながらほんと汚い文章で申し訳ないです。
勢いだけで書いています。
基本的にはこの振り返りに関しては今はメモ程度にしか考えていません。
未成年の残り時間もかなり迫ってきたのでさらにとばしていきます。
さらに汚くなる恐れ大です。すみません。